支援級から通常級に戻れる?さいたま市で学びの場を見直すときの相談とポイント

FabriCo|保護者のための支援ガイド

学級の名前より、
その子が学びやすい環境を。

「通常級へ変えたい」「今の選択でよかった?」。迷いを一人で抱えず、本人の希望と必要な支援を整理するところから始めましょう。

親子の暮らしと支援を考えるイメージ
親子の暮らしと支援を考えるイメージ(イメージイラスト)

更新:2026年10月20日|制度・募集情報は公式案内をご確認ください。

目次を開く
  1. 支援級から通常級への変更は、個別に検討できます
  2. 「支援級を選んだ自分の判断は、間違いだった?」
  3. 教室で頑張れていても、家庭での疲れ方を共有する
  4. 見るのは成績だけでなく、学びやすさと負担
  5. さいたま市で相談を始めるときの順番
  6. 「戻したい」気持ちを、相談しやすい言葉へ
  7. 学校と家庭だけで抱えず、支援の輪を
  8. 保護者の方からよくある疑問

支援級から通常級への変更は、個別に検討できます

「一度支援級を選んだら、ずっと変えられないのでしょうか」。学びの場は、在籍した時点の選択だけで固定して考えるものではありません。本人の学習や生活の様子、必要な支援を見ながら、関係者で見直していきます。

ただし、希望すれば自動的に変更できるわけでも、全員が通常級を目指すべきということでもありません。大切なのは、本人が安心して学べる環境と支援が整うかです。

「支援級を選んだ自分の判断は、間違いだった?」

同じ学年の子を見るたびに気持ちが揺れたり、進学の話を聞いて焦ったり。「もっと早く通常級で経験させた方がよかったのでは」と考えてしまうことがあるかもしれません。そのとき必要だった支援を選んだことと、今の環境を見直すことは、どちらも本人を支えるための選択です。

本人の成長や学校の環境によって、必要な支援は変わります。過去の判断を責めるより、「今、どの授業なら取り組みやすいか」「どの時間に困っているか」を整理すると、次の相談へつなげやすくなります。

教室で頑張れていても、家庭での疲れ方を共有する

架空の記入例・考え方の例

学校と共有したい情報の例

「算数は友達と受けたいと話す一方、交流のある日は帰宅後に横になっていることが多い」「静かな場所で説明を受けると、次の活動を理解しやすい」など、希望と負担の両方を伝えます。

試す機会を設ける場合も、参加時間を伸ばすことだけを目的にせず、本人が学べたか、助けを求められたかを確認しましょう。本人が「嫌だった」と話したときも、その気持ちを聞いてから、何が負担だったのかを一緒に考えます。

見るのは成績だけでなく、学びやすさと負担

  • 授業の内容を、どんな説明や教材なら理解しやすいか
  • 分からないときや疲れたときに、誰へどう伝えられるか
  • 音・人数・予定変更など、負担になりやすい条件は何か
  • 学校では頑張れていても、帰宅後に強い疲れが出ていないか
  • 本人自身は、今の教室や別の教室をどう感じているか

テストの点数や診断名、数値一つで判断を急がず、「どの支えがあれば参加できるか」を具体的に共有します。通常級でも合理的配慮や支援の検討が必要になることがあります。

さいたま市で相談を始めるときの順番

  1. 在籍校へ相談:担任や特別支援教育コーディネーターへ、本人・保護者の希望と現在の困りごとを伝えます。
  2. 場面ごとの情報を整理:授業、休み時間、行事、家庭での疲れ方などを共有します。
  3. 必要な支援を検討:交流及び共同学習など、学校で可能な経験や環境調整を相談します。実施方法は学校と確認します。
  4. 教育相談につなぐ:在学中の支援相談は在籍校を通して進めることが基本です。市の特別支援教育相談センターの案内を確認します。
  5. 変更後の支援も相談:引継ぎ、困ったときの相談先、振り返る時期を確認します。

さいたま市の特別支援教育相談を見る →

「戻したい」気持ちを、相談しやすい言葉へ

架空の記入例・考え方の例

学校へ伝えるメモ

「本人は友達と一緒に学びたいと話しています。一方で、一斉の説明だけでは手順をつかみにくい様子があります。どの支援があれば参加しやすいか、今の学びの場でできる工夫も含めて相談したいです」

「いつまでに通常級へ」と結果だけを決めるより、本人の希望と必要な支えを一緒に伝えると、検討する内容が具体的になります。保護者が迷っていることも話して構いません。

放課後等デイサービス・児童発達支援

通所でのサポートが合う?3問チェック

「はい」「どちらともいえない」「いいえ」で答えてください。

質問 1 / 3

安心できる少人数の場所で、できることを増やしてほしい

質問 2 / 3

遊びや活動を通じて、コミュニケーションや生活の力を育てたい

質問 3 / 3

放課後や園の後に、継続して通える支援先を探している

※これは医療的な診断ではなく、相談先を考えるための目安です。

学校と家庭だけで抱えず、支援の輪を

FabriCoでは、工作・ロボット・プログラミングなど本人が興味を持つ活動を通して、取り組みやすい条件や、助けを求める方法を考えます。活動で見えた様子を学校と共有したい場合は、保護者の同意のもとで連携方法を相談できます。

園・学校での場面そのものを一緒に考えたいときは保育所等訪問支援、サービス全体を整理したいときはUn-School 計画へ。学級変更の決定や通常級への移行を約束する支援ではありませんが、本人が学びやすい条件を整理するお手伝いをします。

保護者の方からよくある疑問

通常級への変更は、親だけで決められますか?

本人・保護者の意向を大切にしながら、学校や教育委員会などと必要な支援や学びの場を検討します。具体的な手続きは在籍校へ確認してください。

通常級に変える方が、本人のためでしょうか?

学級名だけで良し悪しは決まりません。安心して理解し、参加できるか、本人の負担はどうかという視点で考えましょう。

今すぐ結論が出せません。

迷っている段階で相談できます。今の環境での調整や、情報を集める機会についても学校と話してみてください。

本人の興味と暮らしから、支援の組み合わせを考える
本人の興味と暮らしから、支援の組み合わせを考える(イメージイラスト)
私たちに相談できること

学びの場の相談に、FabriCoでの様子もつなげる

例えば、ロボットを作るときは図があると取り組みやすい、少人数では自分から質問できる。FabriCoのものづくり活動で見えるこうした条件は、本人に合う関わりを考える材料になります。「できた・できない」だけでなく、そのときの支えも大切にします。

学校との連携を希望する方は、保護者の同意のもとで情報共有の方法をご相談ください。実際の教室での環境調整は保育所等訪問支援、支援の組み合わせの整理はUn-School 計画へ。通常級への移行を目的として急ぐのではなく、本人が学びやすい条件を一緒に考えます。

FabriCoにLINEで相談・見学を問い合わせる計画・サービス選びを相談支援に相談する

ご相談・見学の受付状況と利用条件は個別にご案内します。

ACCESS

FabriCo・相談支援の場所

FabriCo/こども相談支援 Un-School 計画

さいたま市浦和区上木崎1-7-1 近代模型ビル

相談支援:048-606-3208

Googleマップで場所・経路を見る →
地図を表示する

FabriCoは2階、相談支援の公式案内は2・3階です。初めての方は来所前に日時と受付場所をご確認ください。相談支援の営業日時は公式案内をご確認ください。

放課後等デイサービス・児童発達支援

通所でのサポートが合う?3問チェック

「はい」「どちらともいえない」「いいえ」で答えてください。

質問 1 / 3

安心できる少人数の場所で、できることを増やしてほしい

質問 2 / 3

遊びや活動を通じて、コミュニケーションや生活の力を育てたい

質問 3 / 3

放課後や園の後に、継続して通える支援先を探している

※これは医療的な診断ではなく、相談先を考えるための目安です。

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