「言葉がゆっくりかもしれない」「園では困っていると言われるのに、家では分からない」。検索するほど情報が増えて、どこへ電話すればよいか迷っていませんか。
相談は、診断を決めるためだけのものではありません。今の生活で何が負担になっているか、どんな環境なら過ごしやすいかを、一緒に考える入り口です。さいたま市の公式案内から、年齢と相談したい内容に合う窓口を整理します。

情報確認:2026年10月21日|FabriCo 編集
この記事で分かること
「何かの障害ですか?」より、今困っていることから
発達の速さや得意・不得意は、記事のチェック項目だけで判断できません。ここで大切にしたいのは、診断名を自分で付けることより、本人と家族が生活で困っている場面を伝えることです。
たとえば「言葉が遅い」だけでなく、「欲しい物を指差すが伝わらないと泣く」「大人が一つずつ話すと動きやすい」と書くと、相談の手がかりになります。困りごとに加え、好きな遊び、安心できる人、うまくいった関わりも一つ添えてみましょう。
悩みから選ぶ、最初の相談先
- 乳幼児の育ち・育児お住まいの区の保健センター
- 診療・検査・療育を相談総合療育センター等の相談窓口
- 就学・学校での配慮特別支援教育相談センター、在籍校
- 福祉サービスを使いたい区役所支援課+相談支援事業所
- 相談先から迷っているなんでも子ども相談窓口で整理
乳幼児の育ちや育児は、区の保健センターへ
健診で気になったこと、言葉や食事、生活リズム、育児の不安は、保健師等がいる保健センターへ相談できます。「健診の時期まで待たないといけない」と思わず、電話で相談内容と予約方法を確認しましょう。
初めての電話では、年齢と気になる場面を短く伝えれば大丈夫です。専門の相談が必要な場合に、次の窓口につながるための入り口にもなります。
浦和区保健センター
さいたま市浦和区常盤6-4-18
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大宮区保健センター
さいたま市大宮区吉敷町1-124-1 大宮区役所4階
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診療・検査・療育を考えるなら、療育センターへ
総合療育センターひまわり学園などでは、発達に関する相談や診療・療育につながる案内があります。市は、外来受診や児童発達支援センターの利用を希望する場合、まずケースワーカーが話を伺うと案内しています。
「ケースワーカー」は、生活状況や困りごとを聞き、必要な支援や手続きを一緒に整理する相談担当者です。受診の対象、予約方法、紹介や持参書類の必要性は、窓口で確認してください。相談した日に診断や利用が全て決まるものではありません。
総合療育センターひまわり学園
さいたま市西区三橋6-1587
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就学や学校生活の相談は、教育の窓口へ
「来年の小学校でどんな配慮を受けられる?」「通常学級で説明が分からず困っている」といった相談は、特別支援教育相談センターの案内を確認します。次年度入学予定者の就学相談と、在学中の教育的な支援の相談を行っています。
学校には、困っている場面と、本人が取り組みやすい方法を共有しましょう。すぐに学級を決める話だけでなく、説明の方法、休める場所、予定の見せ方をどう調整できるかも相談できます。
相談前のメモの例
「一斉の説明だと最初の行動が分からない。見本を近くで見せてもらうと始めやすい」「音が大きい時間は疲れるが、工作は楽しんでいる」。
できないことの列挙ではなく、場面と助けになる条件を伝えます。
18歳未満の相談は、年齢に合う機関を確認
さいたま市発達障害者支援センターは、主に18歳以上の方を中心に継続的な個別相談を行い、18歳未満については年齢や内容に合う機関の情報提供等をすると案内しています。子どもの診察や検査を必ず受けられる窓口として案内しないことが大切です。
何を話すか整理できないときは、あいぱれっとの「なんでも子ども相談窓口」も利用できます。概ね15歳までの子どもと家族等が対象で、電話・来所・メール等に対応しています。
なんでも子ども相談窓口
さいたま市浦和区上木崎4-4-10 あいぱれっと1階
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療育や訪問支援を使いたいときの手順
「児童発達支援」は主に未就学の子、「放課後等デイサービス」は就学中の子への支援です。園や学校での困りごとには、現場を訪ねて関わり方を検討する保育所等訪問支援という選択肢もあります。
利用を考える場合は、区の支援課で対象と必要書類を確認し、相談支援への依頼と利用先の見学を進めます。受給者証は行政が利用を決定した内容を示す書類で、手帳とは別です。診断名や手帳が必須とは限らないため、自己判断で諦めず確認してください。
計画案を専門員に依頼することは、家族だけで全部の調整を抱えない方法です。相談支援の計画作成に費用はかからないと市は案内しています。
FabriCoとUn-School計画で、好きと困りごとを整理する
ロボットや工作などに関心があるなら、FabriCoのものづくりを通した支援も一つの候補です。作りたいものを選ぶ、試して直す、助けを伝えるなど、本人のペースに合わせた関わりを相談できます。教材名だけで適性を決めず、音や人数、休憩、説明の量が合うかを確認しましょう。
利用先や制度から迷う場合は、こども相談支援Un-School計画へ。新規相談に対応できる空きがあります。診断をする機関ではなく、暮らしと福祉サービスの計画・調整を支える窓口です。「まず話を聞いてほしい」からお知らせください。
何から話すか、決まっていなくても大丈夫です
こども相談支援Un-School計画は、本人の希望と家族の暮らしを伺い、計画づくり・申請準備・利用後の見直しを支えます。現在、新規相談に対応できる空きがあります(2026年10月21日確認)。相談支援の利用と、FabriCoへの通所は別です。
相談支援へ、今の悩みを話す →相談支援の内容を見る →LINEには、記事名・年齢・お住まいの区・気になっていることを、分かる範囲でお送りください。詳細な診断書や個人番号の画像を最初に送る必要はありません。対応地域・面談日程・通所の空きはお問い合わせ時に確認します。
FabriCo・相談支援の所在地
FabriCo/こども相談支援Un-School計画
さいたま市浦和区上木崎1-7-1 近代模型ビル
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FabriCoは2階、相談支援の公式案内は2・3階です。来所前に日時と受付場所をご確認ください。
よくある質問
診断が付くまで相談できませんか?
生活で気になることを相談するために、必ず診断が必要というわけではありません。福祉サービスの利用要件や書類は区の支援課へ確認します。
相談に何を持っていけばよいですか?
予約時に確認してください。年齢、気になる場面、好きなこと、園・学校の様子、これまでの相談先をメモすると話しやすくなります。
