不登校の理由がわからないときは?家庭での関わり方と港区の支援

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情報確認日:2026年10月23日

「どうして行けないの?」と聞いても、「分からない」と返ってくる。理由が見えないまま休みが続くと、保護者も焦りを感じます。そんなときは原因を言葉にしてもらうことだけを急がず、どんな場面がつらいのかを少しずつ整理してみましょう。

背景の整理は、本人を責めないために

友人との関係、授業中の困りごと、集団で過ごす負担、体調への心配など、確認したいことは複数あります。これは原因を自己診断するための一覧ではなく、相談時に話す内容を整理するための視点です。

家で元気に見えることだけで「学校にも行けるはず」とは判断できません。また、理由を話せないことを、困っていない証拠として扱わないようにしましょう。

たとえば「勉強が嫌だ」という言葉の背景にも、内容の難しさ、課題の多さ、人前で答える不安など、確認したい点があります。大人が一つの意味に決めず、話せる範囲を聞いてみましょう。本人の説明が日によって変わる場合も、その時々の言葉として受け止め、相談時に共有できます。

聞き方を「理由」から「過ごしやすさ」へ

答えを急がせない

「今、話せそうなことはある?」「話したくなったら教えてね」と、話す時期を本人も選べる聞き方にします。

場面を小さくする

「学校全体が嫌?」より、「朝の準備と教室の時間なら、どちらがしんどい?」など、答えやすい範囲を探します。

選択肢を狭めない

「明日は必ず行こう」と先に決めず、休み方や学校との関わり方を相談できる余地を残します。

ここでの声かけは一例です。反応が負担そうであれば質問を続けず、保護者だけで相談先に状況を伝える方法も考えてください。

質問をする時間にも配慮してみましょう。朝の慌ただしい時間に話し合いを始めるより、「あとで少し話せそう?」と本人の都合を確かめる方法があります。話した内容をすぐ学校へ伝える必要があるか迷うときは、誰に何を伝えるかについても本人と確認しましょう。

相談で伝えると役立つこと

  • 本人が実際に話した言葉
  • 負担が強そうな場面と、落ち着いている場面
  • 学校との連絡や支援で既に試したこと
  • 本人・保護者それぞれが望んでいること

学校が把握している情報と、家庭で見える様子が違うこともあります。食い違いをすぐにどちらかの間違いとせず、関係者で確認する材料にしましょう。港区の教育相談では、学校生活や家庭での心配について相談できます。

出典:港区|教育相談

「何とかしなければ」と思うほど、困っていることばかりを説明したくなるかもしれません。一方で、好きな遊び、話しやすい相手、落ち着ける環境も支援を考える手がかりになります。苦手なことと、過ごしやすい条件を一緒に伝えてみてください。

Minato Schoolは、小学生も通える場所?

港区のMinato Schoolは、学びの多様化学校として中学生を対象にしています。小学生がそのまま利用できる制度ではありません。中学生でも、居住地やこれまでの状況などの条件、相談・検討の手続きがあります。

小学生の場合は、在籍校での調整、つばさ教室、民間の学びの場などについて相談できます。「Minato Schoolの対象ではない」と分かっても、そこで支援探しを終える必要はありません。

出典:東京都|港区の公的支援・学びの場

制度の名前を知ると、利用できるかどうかを早く確かめたくなります。ただ、対象条件の確認と、本人に合うかの検討は別の段階です。利用できる場合も、人数や活動、通う経路などを知ったうえで、本人がどう感じるかを丁寧に確かめましょう。

保護者自身が、一人で抱え込まないために

子どもの様子を気にかけながら仕事や家事を続けることに、負担を感じる方もいるでしょう。相談では本人のことに加えて、「毎朝の声かけに迷う」「学校へ連絡するのがつらい」といった保護者自身の困りごとも伝えられます。

家族で方針が異なる場合は、まず共通して心配していることを書き出してみる方法があります。すぐに意見を一致させるより、本人の前で何度も結論を迫らないために、大人同士が相談する時間を分けることも検討してみてください。

「好きなことなら試せそう」を次の一歩に

学びの場を探すときは、教科の学習量だけでなく、「ここなら少し過ごせそうか」を確かめる視点も持ちましょう。作品づくりなど、本人が関心を持つ活動から見学先を探す方法があります。

南青山のCotoMiraiでは、ものづくりやプログラミングに取り組めるフリースクール利用を案内しています。いまの様子や興味を伝え、利用方法を相談してみてください。

出典:CotoMirai|自習・フリースクール利用

新しい場所への不安があるときは、「通うことを決めるため」ではなく、「どんな場所かを知るため」と目的を小さくする方法があります。説明を聞く、写真を見る、体験の内容を確認するなど、何からなら試せそうかを相談先と話してみてください。

よくある質問

Q. 原因が分からないまま相談してもよいですか?

相談内容を整理するために窓口を利用できます。「理由は分からないが、休みが続いていて心配」と、そのまま伝えてください。

Q. 保護者の対応だけで解決すべきですか?

家庭だけで解決を引き受ける必要はありません。文部科学省も、本人や保護者の意思を尊重した支援と、関係機関の連携を示しています。出典:文部科学省|不登校児童生徒への支援の在り方

Q. 学校の話を全くしない方がよいのでしょうか?

一律に決めるのではなく、本人が話せるタイミングや負担を確認してみましょう。必要な連絡や相談がある場合は、何について話したいかを先に伝える方法もあります。声かけに迷うときは、実際のやり取りを相談先に共有してください。

CotoMirai / FREE SCHOOL

学校以外の学び方を、相談してみませんか

うまく説明できなくても大丈夫です。今の様子と、少し気になっている活動からお聞かせください。

南青山のCotoMiraiは、フリースクール利用をご案内しています。都度予約で、1コマ最大90分を目安に利用できます。希望の活動や利用できる時間帯を、事前にご相談ください。

LINEでは「フリースクール利用の相談」とお伝えください。初回相談・代表による相談は無料です。専門家への相談は、内容により会員限定・有料の場合があります。体験条件は最新のプラン案内をご確認ください。

参考・確認先出典:港区|教育相談出典:東京都|港区の公的支援・学びの場出典:文部科学省|不登校児童生徒への支援の在り方出典:CotoMirai|自習・フリースクール利用

制度の対象・受付時間・利用条件は変更される場合があります。利用前に各公式案内をご確認ください。

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