さいたま市で保育所等訪問支援を使いたい時の手続きと流れは?初回相談から利用開始まで詳しく解説|FabriCo新サービス

はじめに|保育所等訪問支援への第一歩を踏み出すために

「子どもが保育園で困っているみたいだけど、保育所等訪問支援ってどうやって使えばいいの?」「手続きが複雑そうで、何から始めればいいか分からない…」

このような疑問をお持ちの保護者の皆さまが、さいたま市をはじめ埼玉県内で増えています。保育所等訪問支援は素晴らしいサービスですが、利用方法や手続きについて詳しく知る機会が少ないのが現状です。

この記事では、さいたま市浦和区で長年児童発達支援・放課後等デイサービスを運営し、新たに保育所等訪問支援を開始するFabriCoが、このサービスを利用したい時の具体的な手続きや流れについて、分かりやすく詳しく解説いたします。

保育所等訪問支援を利用するための基本的な流れ

STEP1:まずは気軽に相談から始めましょう

保育所等訪問支援の利用を検討される際、最初にすべきことは専門施設への相談です。

相談できる場所:

  • 保育所等訪問支援を行う事業所(FabriCoなど)
  • さいたま市の各区役所・支所の福祉課
  • さいたま市総合療育センターひまわり学園
  • 地域の相談支援事業所
  • かかりつけの小児科医

FabriCoでは、保護者の皆さまの不安を少しでも軽減できるよう、初回相談を特に大切にしています。お子さまの現在の状況、保護者の皆さまのご希望、不安に思っていることなど、何でもお気軽にお聞かせください。

相談時に準備していただくと良いもの:

  • お子さまの様子を記録したメモ(あれば)
  • 保育園・学校からの連絡帳や面談記録
  • 医師の診断書(ある場合)
  • 母子手帳

STEP2:受給者証の申請手続き

保育所等訪問支援を利用するには、「障害児通所支援受給者証」が必要です。

申請場所:

  • さいたま市西区役所 福祉課
  • さいたま市北区役所 福祉課
  • さいたま市大宮区役所 福祉課
  • さいたま市見沼区役所 福祉課
  • さいたま市中央区役所 福祉課
  • さいたま市桜区役所 福祉課
  • さいたま市浦和区役所 福祉課
  • さいたま市南区役所 福祉課
  • さいたま市緑区役所 福祉課
  • さいたま市岩槻区役所 福祉課

申請に必要な書類:

  • 障害児通所支援給付費支給申請書
  • お子さまの健康保険証
  • 世帯の課税証明書
  • 医師の意見書(必要に応じて)

さいたま市の各区役所の職員の皆さまは、障害児支援について豊富な知識をお持ちで、丁寧に手続きをサポートしてくださいます。分からないことがあれば、遠慮なく質問してみてください。

STEP3:相談支援事業所でのサービス等利用計画作成

受給者証の申請と併行して、相談支援事業所でお子さまに最適な「サービス等利用計画」を作成します。

相談支援事業所の役割:

  • お子さまと家族のニーズの把握
  • 適切なサービスの組み合わせ提案
  • 利用計画の作成と定期的な見直し
  • 各事業所との連絡調整

さいたま市内には多くの優秀な相談支援事業所があり、それぞれの事業所が専門性を活かして地域の障害児支援に貢献されています。FabriCoでは、これらの事業所の皆さまと密接に連携し、お子さまにとって最適な支援プランを一緒に考えさせていただきます。

STEP4:事業所との面談・見学

利用を希望する事業所で面談・見学を行い、具体的なサービス内容について相談します。

FabriCoでの面談内容:

  • お子さまの詳しい状況の聞き取り
  • 保育園・学校での困りごとの具体的な把握
  • FabriCoのサービス内容や支援方針の説明
  • ものづくりアプローチの紹介
  • 訪問支援の具体的な進め方の相談
  • 保護者の皆さまのご質問への回答

面談では、お子さまの得意なことや好きなことも詳しくお聞かせください。FabriCoでは、お子さまの強みを活かした支援を心がけています。

STEP5:保育園・学校との事前調整

保育所等訪問支援を開始する前に、お子さまが通っている施設との調整を行います。

調整内容:

  • 訪問支援の目的と内容の説明
  • 訪問日時の調整
  • 支援方法についての相談
  • 守秘義務等の確認

さいたま市内の多くの保育園・幼稚園・学校では、発達に課題のあるお子さまへの理解が深く、専門スタッフの訪問を歓迎してくださいます。現場の先生方の日頃の素晴らしい取り組みをさらにサポートできるよう、丁寧に連携させていただきます。

STEP6:サービス開始

すべての準備が整ったら、いよいよ保育所等訪問支援の開始です。

初回訪問での確認事項:

  • お子さまの普段の様子の観察
  • 集団生活での困りごとの具体的把握
  • 環境面での配慮点の確認
  • 支援の優先順位の決定

利用開始までの期間について

標準的なスケジュール

初回相談から利用開始まで:約1-2ヶ月

  • 1週目:初回相談
  • 2-3週目:受給者証申請、相談支援事業所での計画作成
  • 4-5週目:事業所面談、保育園・学校との調整
  • 6-8週目:サービス開始

急ぎの場合の対応

新学期開始直後や行事前など、お急ぎの場合はできる限り迅速に対応いたします。まずはご相談ください。

FabriCoで保育所等訪問支援を利用する際の特徴

相談しやすい環境づくり

FabriCoでは、保護者の皆さまが相談しやすい環境づくりを心がけています。

相談方法の多様性:

  • 電話での相談
  • LINE公式アカウントでの気軽な問い合わせ
  • 来所での詳しい面談
  • オンライン面談(必要に応じて)
  • 見学会の定期開催

相談時間の柔軟性: お仕事をされている保護者の皆さまにも相談していただきやすいよう、平日夕方や土曜日の相談も可能です。

ものづくりを活かした独自の相談アプローチ

FabriCoの相談では、お子さまの困りごとだけでなく、「好きなこと」「得意なこと」も大切にお聞きします。

ものづくりの視点からの相談:

  • お子さまの創作活動への興味関心
  • 作品づくりを通した集中力の発揮
  • 協働作業での他者との関わり方
  • プログラミング的思考による問題解決能力

継続的な相談サポート

サービス開始後も、定期的な相談の機会を設けています。

継続相談の内容:

  • 訪問支援の効果の確認
  • 新たな困りごとへの対応
  • 支援内容の調整
  • 家庭でのフォロー方法の相談

さいたま市内の関係機関との連携

行政機関との連携

FabriCoでは、さいたま市の各区役所や関係機関と密接に連携しています。

連携機関:

  • さいたま市各区役所福祉課
  • さいたま市総合療育センターひまわり学園
  • さいたま市教育委員会特別支援教育室
  • 各区保健センター

医療機関との連携

連携医療機関の例:

  • 小児科クリニック
  • 児童精神科医院
  • リハビリテーション医療機関
  • 大学病院の発達外来

これらの医療機関の専門的な診断や治療と連携しながら、包括的な支援を提供いたします。

教育機関との連携

さいたま市内の保育園、幼稚園、小・中学校との連携実績を活かし、スムーズな訪問支援を実現します。

利用料金と支援について

利用料金の仕組み

保育所等訪問支援は児童福祉法に基づく公的サービスのため、利用料金は世帯の所得に応じて上限が設定されています。

月額上限額:

  • 生活保護・市町村民税非課税世帯:0円
  • 市町村民税課税世帯(所得割28万円未満):月額4,600円
  • 上記以外:月額37,200円

料金以外でかかる費用

基本的に追加料金はありませんが、特別な教材等を使用する場合は事前にご相談いたします。

経済的負担への配慮

経済的な不安をお持ちの場合も、まずはご相談ください。利用料金について詳しくご説明し、ご家庭の状況に応じたアドバイスをさせていただきます。

よくある質問と回答

利用条件について

Q: 診断書がなくても利用できますか? A: はい、可能です。医師の診断がなくても、発達に課題があり集団生活において支援が必要と認められる場合は利用できます。

Q: 他の療育サービスと併用できますか? A: はい、放課後等デイサービスや児童発達支援等との併用が可能です。

手続きについて

Q: 手続きが複雑で不安です A: FabriCoのスタッフが手続きのサポートをいたします。分からないことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

Q: 急いで利用したいのですが可能ですか? A: 状況に応じて可能な限り迅速に対応いたします。まずはお電話でご相談ください。

支援内容について

Q: どのくらいの頻度で訪問してもらえますか? A: お子さまの状況やニーズに応じて調整いたします。週1回から月1回程度まで、柔軟に対応可能です。

Q: 保育園や学校が嫌がることはないでしょうか? A: 事前に丁寧な説明を行い、施設の方針を尊重しながら進めます。多くの施設で歓迎していただいています。

相談から始めることの重要性

一人で悩まずに相談を

お子さまの発達や集団生活についての悩みは、一人で抱え込まずに専門家に相談することが大切です。

相談することのメリット:

  • 客観的な視点からのアドバイス
  • 具体的な解決策の提案
  • 保護者の皆さまの精神的な負担軽減
  • お子さまに最適な支援方法の発見

FabriCoの相談の特徴

じっくりとお話を伺います 時間を気にせず、保護者の皆さまのお気持ちやお子さまの状況について、じっくりとお話を伺います。

押し付けがましい提案はいたしません 保護者の皆さまのお考えやご希望を最優先に、必要な支援についてご提案いたします。

地域のネットワークを活用 さいたま市内の関係機関との連携により、FabriCoだけでは対応が難しい場合も、適切な機関をご紹介いたします。

まとめ|まずは相談することから始めませんか

保育所等訪問支援を利用したいと思った時、最初の一歩は「相談」です。手続きや利用方法について不安に思うことがあっても、専門スタッフが丁寧にサポートいたします。

FabriCoでは、さいたま市での豊富な経験と「ものづくり」を通した独自のアプローチで、お子さま一人ひとりの「じぶんらしさ」を大切にした支援を提供いたします。

お子さまの集団生活について少しでも気になることがございましたら、一人で悩まずに、まずはお気軽にご相談ください。地域の関係機関の皆さまと連携しながら、お子さまの成長を全力でサポートいたします。


まずはお気軽にご相談ください

FabriCo(ファブリコ)
ものづくりを通した療育・自立支援施設

住所: 埼玉県さいたま市浦和区上木崎1丁目7-1
運営: 一般社団法人こどもとみらい教育研究会

保育所等訪問支援の利用方法や手続きについて、何でもお気軽にご相談ください。専門スタッフがお待ちしております。

🔗 FabriCo公式サイト・ご相談はこちら

📱 LINE公式アカウントからも気軽にお問い合わせいただけます。「保育所等訪問支援について聞きたい」「子どもの様子が心配」など、どんな小さなことでも構いません。まずは相談から始めてみませんか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です