【概要】
さいたま市にある言葉の教室に通わせたいと思っている保護者の方の中には、そもそも言葉の教室ではどのようなことを学ぶのか疑問に感じている親御さんも多いでしょう。
本記事では、言葉の教室の概要や指導方法などについて詳しく解説します。
言葉の教室とは?

さいたま市における言葉の教室は、難聴や言語障害通級指導教室のことを言葉の教室と呼称しています。
学習場面や生活場面において、言葉や聞こえに何らかの特別な指導を要する児童や生徒に対して、より快適な学校生活が送れるように支援すべく設置された教室です。
地域の小中学校に通いながら、通級指導教室へ通い、言葉や聞こえに関する指導を受けます。
指導方法について

言葉の教室における指導方法は、子どもの課題に応じたサポートを行うため個別指導がメインです。
ただし指導内容によってはグループ学習を利用する場合もあります。
言葉の教室へは週1〜2回、定めた曜日・時間帯で通います。
在籍している学校の授業中に通級する場合は、早退や遅刻扱いにはなりません。
通級指導に通う場合は、親御さんの付き添いが必須です。
親御さんにも指導の様子を同席し見学してもらうことで、家庭での学習トレーニングの助けとなるでしょう。
主訴の軽減や改善状況をモニタリングしつつ、指導の終了を目指します。
指導終了後も必要に応じて適宜フォローアップを行っています。
指導内容

言葉の教室での指導は、主に特別支援学校の学習指導要領の自立活動を参考に、個別指導を行っています。
個別指導では、難聴・発音・吃音に対する指導を中心に行っています。
以下で個別指導について詳しく見ていきましょう。
難聴
難聴における指導では、補聴器や人工内耳を取り入れ、聞き取る力を育みます。
さらに基礎的な言語力やコミュニケーション力を育て、難聴について学ぶ機会もあります。
発音
発音における指導では、習慣化している訛りなどの症状を改善し、正しい発音ができるよう支援します。
またコミュニケーション力を育みながら、正しい発音ができるようにサポートします。
吃音
吃音における指導では、スムーズに読んだり書いたりをできる状態に指導します。
吃音症状が緩和されることで話す行為に対して自信を育て、コミュニケーション能力も同時に育みます。
また指導の一環として吃音について学ぶ機会もあります。
対象となる児童

言葉の教室へ通うことができる対象児童は、以下の通りです。
- 難聴がある児童
- 発音に訛りのある児童
- 吃音がある児童
難聴がある児童は、補聴器や人工内耳を装着している、語彙が少なかったり助詞が正しく使えなかったりといった特徴があります。
さらに発音に訛りや不明瞭な点があるなどの特徴もあります。
発音に訛りのある児童は、特定の発音が別の音に置き換わっていたり、口角の片側を横に引き話す特徴があります。
さらに話し言葉全体が不明瞭な点や鼻声で話す特徴などもあります。
吃音がある児童は、始めの音を繰り返したり引き伸ばしたりする癖があります。
前述の特徴がある児童は言葉の教室へ通い、症状緩和または改善のための支援を受けられます。
さいたま市におけることばの教室設置場所一覧

さいたま市における言葉の教室設置場所は、以下の通りです。
- 高砂小学校
- 仲本小学校
- 野田小学校
- 大宮南小学校
- 日進小学校
- 指扇小学校
- 与野本町小学校
- 岩槻小学校
- 大宮南中学校
通級による指導・申し込み・指導開始・終了の流れ

通級による指導・申し込み・指導開始・終了の流れは以下の通りです。
保護者は在籍校へ必要な支援に関して担任へ相談します。
在籍校へ相談した後、保護者が直接言葉の教室へ電話で連絡を行い、教育相談の申し込みを行います。
言葉の教室での教育相談では、未就学児については就学時健康診断配布文書のことばの相談・確認シートを確認し、申し込みを行います。
申し込み後は就学支援委員会において、通級による指導が必要か審議を行い、審議結果は在籍校または言葉の教室を通して伝えます。
無事審査を通過した場合は、在籍校と言葉の教室の二者間で通級指導に該当する児童生徒の、教育課程の再編集を行います。
通級指導終了後も必要に応じて手厚いフォローアップ体制があるため、指導終了後も安心です。
参考記事