学校付き添いに疲れたら?相談できる場所と負担を減らす方法【与野駅・さいたま新都心】

目次

  1. 「学校付き添い、もう疲れた…」保護者の切実な悩み
  2. なぜ学校付き添いが必要になるのか?
  3. 付き添いを減らす・なくす具体的な方法
  4. 保育所等訪問支援で付き添いから卒業する
  5. 相談支援事業所で今すぐ相談できること
  6. さいたま市浦和区上木崎のFabriCoができること
  7. 上木崎・与野・さいたま新都心エリアの相談先
  8. よくある質問(Q&A)
  9. まとめ|一人で抱え込まないで

「学校付き添い、もう疲れた…」保護者の切実な悩み

毎日の付き添い、限界を感じていませんか?

「毎朝、学校まで付き添っている」
「教室に入るまで一緒にいないと、子どもが不安がる」
「仕事を休んで、授業中も付き添っている」
「もう疲れた…でも、子どものためにやめられない」

学校への付き添いが続いている保護者の方から、こうした声をよく聞きます。

保護者の方も、限界があります

お子さんのことを思えばこそ、付き添いを続けている。でも、保護者の方にも生活があります。

  • 仕事を休み続けるのは難しい
  • 下の子の面倒を見る時間がない
  • 自分の体調も崩しそう
  • いつまで続くのか、先が見えない

「自分が我慢すれば…」と思っている方も多いですが、保護者が疲弊してしまっては、お子さんのサポートも続けられません

相談できる場所、解決する方法はあります

「学校付き添いに疲れた」という悩み、実は多くの保護者が抱えています。そして、相談できる場所や、負担を減らす方法はあります

この記事では、学校付き添いの負担を軽減する具体的な方法と、相談先をご紹介します。


なぜ学校付き添いが必要になるのか?

付き添いが必要になる理由

1. 登校しぶり・不安が強い

  • 一人で学校に行けない
  • 教室に入れない
  • 保護者の姿が見えないと不安になる

2. 学校での困りごと

  • 集団行動が苦手
  • お友だちとトラブルになりやすい
  • 授業中に教室を出てしまう
  • パニックを起こすことがある

3. 発達特性による困難

  • ADHD(注意欠如・多動症)
  • 自閉スペクトラム症
  • 学習障害
  • 不安障害

4. 環境の変化

  • 入学したばかり
  • クラス替えがあった
  • 先生が変わった

付き添いの種類

レベル1:登下校の付き添い

家から学校まで、または学校の校門まで付き添う。

レベル2:教室前までの付き添い

校門から教室の前まで付き添う。

レベル3:教室内での付き添い

教室に入って、授業中も一緒にいる。

レベル4:一日中の付き添い

登校から下校まで、ずっと一緒にいる。

レベルが上がるほど、保護者の負担も大きくなります。


付き添いを減らす・なくす具体的な方法

段階的に減らしていく

いきなり「明日から付き添いなし」は、お子さんにとっても不安です。段階的に減らしていくことが大切です。

ステップ1:付き添いの範囲を狭める

教室内→教室前→昇降口→校門→途中まで、と徐々に短くする。

ステップ2:付き添いの頻度を減らす

毎日→週4日→週3日…と、少しずつ減らす。

ステップ3:時間を短くする

1時間目まで→朝の会まで→登校時のみ、と短くする。

学校との協力

担任の先生と相談する

  • 付き添いの現状を共有
  • いつまで続けるか、どう減らすかを相談
  • 学校でできる支援を依頼

スクールカウンセラーに相談

  • お子さんの心理面をサポート
  • 保護者の悩みも聞いてもらえる

特別支援コーディネーターに相談

  • 合理的配慮の検討
  • 校内の支援体制の調整

家庭でできること

安心できる環境づくり

  • 朝の準備を一緒にする
  • 学校での楽しみを見つける
  • 「帰ってきたら〇〇しようね」と楽しみを作る

スモールステップで自信をつける

  • できたことを具体的に褒める
  • 小さな成功体験を積み重ねる

保育所等訪問支援で付き添いから卒業する

付き添いに代わる「保育所等訪問支援」

保育所等訪問支援は、児童福祉法に基づくサービスで、専門スタッフが学校に訪問し、お子さんをサポートします。

「保護者の付き添い」の代わりに、「専門家の訪問支援」という選択肢があります。

保育所等訪問支援でできること

お子さんへの直接支援:

  • 登校時の不安を和らげる
  • 教室に入るのをサポート
  • 授業中の困りごとをサポート
  • お友だちとの関わりをサポート

先生へのアドバイス:

  • お子さんへの効果的な声かけ
  • 教室での環境調整
  • トラブル時の対応方法

保護者へのフィードバック:

  • 学校での様子を報告
  • 家庭でできる工夫をアドバイス

保護者の付き添いとの違い

保護者の付き添い:

  • 保護者の負担が大きい
  • 子どもが保護者に依存しやすい
  • 先生への専門的なアドバイスは難しい

保育所等訪問支援:

  • 保護者の負担が軽減される
  • 専門家による適切な支援
  • 先生への助言もできる
  • お子さんの自立を促せる

付き添いから訪問支援への移行例

ケース:小学2年生Aさん

【最初の状態】

  • 母親が毎日、1時間目まで教室で付き添い
  • 母親の仕事は休職中

【保育所等訪問支援開始】

  • 月2回、訪問支援員が登校時と1時間目をサポート
  • 母親の付き添いは週3回に減らす

【3ヶ月後】

  • 訪問支援員がいる日は、母親の付き添いなしでOK
  • 母親の付き添いは週1回に

【6ヶ月後】

  • 母親の付き添いは完全になくなる
  • 訪問支援は月1回に減らしても大丈夫に
  • 母親は仕事に復帰

このように、段階的に付き添いから卒業できます。


相談支援事業所で今すぐ相談できること

相談支援事業所とは

相談支援事業所は、障害児(者)やその家族の相談に応じ、必要な情報提供や助言、サービスの利用計画作成などを行う専門機関です。

学校付き添いについて相談できること

1. 今の状況の整理

  • なぜ付き添いが必要なのか
  • どんな困りごとがあるのか
  • どんな支援が必要か

2. 利用できるサービスの提案

  • 保育所等訪問支援
  • 放課後等デイサービス
  • その他の支援サービス

3. サービス等利用計画の作成

保育所等訪問支援などを利用するために必要な計画書を作成します。

4. 学校との調整サポート

  • 学校への説明のサポート
  • 合理的配慮の相談
  • 関係機関との連絡調整

5. 保護者の心のケア

  • 悩みを聞いてもらえる
  • 同じような経験をした人の情報
  • 「一人じゃない」という安心感

相談は無料

相談支援事業所の利用は、基本的に無料です。気軽に相談できます。


さいたま市浦和区上木崎のFabriCoができること

相談支援事業所と保育所等訪問支援、両方あります

さいたま市浦和区上木崎にあるFabriCoには、相談支援事業所「Un-School 計画 相談支援」が併設されており、2025年11月からは保育所等訪問支援も開始します。

「相談から実践まで」ワンストップでサポートできるのが強みです。

FabriCoに相談できること

1. 学校付き添いについての相談

こんな相談ができます:

  • 「毎日付き添っていて疲れた」
  • 「いつまで続けたらいいか分からない」
  • 「仕事と両立できない」
  • 「どうしたら付き添いをやめられるか」

相談支援専門員が、じっくりお話を聞き、一緒に解決策を考えます。

2. 保育所等訪問支援の利用サポート

保育所等訪問支援を利用したい場合:

  • サービス等利用計画の作成
  • 受給者証の申請サポート
  • 学校への説明のサポート
  • 訪問日程の調整

3. 放課後等デイサービスとの連携

FabriCoでは、放課後等デイサービス(小学1〜6年生)も提供しています。

連携のメリット:

放課後デイで、学校で必要なスキルを練習:

  • 集団行動のスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 自己表現の方法

保育所等訪問支援で、学校での実践をサポート:

  • 放課後デイで学んだスキルを学校で使えるように
  • 先生への効果的な支援方法のアドバイス

この連携で、お子さんが学校で安心して過ごせるようになります。

4. ロボット・プログラミング療育で自信をつける

FabriCoは、ロボット・プログラミング療育とものづくり療育が特色です。

なぜプログラミングが学校付き添い問題に?

  • 「できた!」という成功体験が自信につながる
  • 論理的思考で「どうすれば学校で過ごせるか」を一緒に考える
  • 小集団での活動を通じて、集団行動のスキルを身につける

お子さんが自信をつけることで、学校への不安も軽減されます。

FabriCoの支援の流れ

ステップ1:相談支援事業所で相談(無料)

まずは、お話を聞かせてください。

ステップ2:必要な支援を検討

保育所等訪問支援、放課後デイ、その他のサービスを検討します。

ステップ3:サービス等利用計画の作成

必要なサービスをまとめた計画を作ります。

ステップ4:受給者証の申請

市区町村に申請します(サポートします)。

ステップ5:サービス利用開始

保育所等訪問支援や放課後デイを開始します。

ステップ6:定期的な見直し

状況に応じて、支援内容を見直します。


上木崎・与野・さいたま新都心エリアの相談先

さいたま市の相談窓口

各区の支援課:

  • 浦和区支援課
  • 大宮区支援課
  • 中央区支援課 など、各区に相談窓口があります。

さいたま市子ども家庭総合センター(あいぱれっと): 子育ての総合相談窓口です。

エリア別の状況

浦和区(上木崎、北浦和、常盤など):

  • 上木崎小学校、下落合小学校、大戸小学校、常盤小学校など
  • 相談支援事業所が複数あり、選択肢が豊富
  • FabriCoは上木崎エリアにあり、アクセス良好

大宮区:

  • 大宮南小学校、大成小学校、桜木小学校など
  • 大宮駅周辺は支援サービスが充実
  • 保育所等訪問支援を提供する事業所も増えている

中央区(与野、与野本町など):

  • 与野本町小学校、与野南小学校、鈴谷小学校など
  • FabriCoから近く、訪問しやすいエリア
  • 地域の学校も発達支援に理解がある

見沼区:

  • 大砂土小学校、大和田小学校など
  • 新しい住宅が増え、相談ニーズが高まっている
  • さいたま新都心駅経由でFabriCoにアクセス可能

さいたま市内の相談支援事業所

さいたま市内には、様々な相談支援事業所があります。それぞれに特色があり、どこも素晴らしいサービスを提供しています。

FabriCoの相談支援事業所の特色は:

  • ロボット・プログラミング療育の知見
  • 保育所等訪問支援との連携
  • 放課後デイとの一体的支援
  • 「学校っぽさを問い直す(Un-School)」理念

よくある質問(Q&A)

Q1. 学校付き添い、いつまで続ければいいですか?

A. 明確な答えはありませんが、できるだけ早く卒業を目指すことが、お子さんの自立のためにも大切です。相談支援事業所で、具体的な計画を立てましょう。

Q2. 付き添いをやめたら、子どもが学校に行けなくなりませんか?

A. 段階的に減らしていけば、多くの場合、大丈夫です。保育所等訪問支援などのサポートを使いながら、ゆっくり進めましょう。

Q3. 仕事を辞めないと、付き添いは続けられません。どうしたらいいですか?

A. 仕事を辞める前に、ぜひ相談してください。保育所等訪問支援や他のサービスを使うことで、仕事を続けながら対応できる場合があります。

Q4. 学校の先生から「お母さんが来てくれた方が安心するから」と言われました。

A. 先生の好意からの言葉かもしれませんが、保護者の負担も考慮する必要があります。保育所等訪問支援という専門的なサポートがあることを、学校に伝えましょう。

Q5. 相談支援事業所に相談したら、必ず保育所等訪問支援を使わないといけませんか?

A. いいえ、相談だけでも大丈夫です。お話を聞いて、必要な支援を一緒に考えます。他の方法が良い場合もあります。

Q6. 保育所等訪問支援を使っている間、保護者の付き添いは必要ですか?

A. 基本的には必要ありません。訪問支援員がサポートします。ただし、初回は保護者も一緒に行くことが多いです。

Q7. 付き添いが必要な子は、特別支援学級に行った方がいいですか?

A. お子さんの状態によります。通常学級で適切な支援を受けながら過ごせる場合もあります。相談支援専門員や学校と相談しながら決めましょう。

Q8. 兄弟姉妹がいて、上の子の付き添いで下の子の面倒が見られません。

A. これは本当に大変ですよね。保育所等訪問支援を利用することで、保護者の負担が減り、下の子にも時間を使えるようになります。

Q9. FabriCoの放課後デイを利用していないと、保育所等訪問支援は使えませんか?

A. いいえ、訪問支援だけのご利用も可能です。ただし、放課後デイと併用することで、より効果的な支援ができます。

Q10. 相談したことが、学校に伝わりませんか?プライバシーが心配です。

A. 保護者の了承なしに、学校に情報を伝えることはありません。安心してご相談ください。

Q11. 付き添いをしている自分を責めてしまいます。

A. 付き添いをしているのは、お子さんを思う気持ちからです。責める必要は全くありません。ただ、保護者が疲弊してしまっては元も子もないので、サポートを使いましょう。

Q12. 相談支援事業所への相談は、予約が必要ですか?

A. はい、事前に予約をお願いします。FabriCoの相談支援事業所は、毎週月曜日10時〜17時に営業しています。お電話またはウェブサイトからご予約ください。


まとめ|一人で抱え込まないで

学校付き添いに疲れたら、相談を

学校への付き添いが続いていて、疲れを感じている保護者の方。

一人で抱え込まないでください。

相談できる場所、解決する方法はあります。

保育所等訪問支援という選択肢

保護者の付き添いの代わりに、専門家が学校に訪問してサポートする。それが、保育所等訪問支援です。

相談支援事業所で、今すぐ相談できます

「どうしたらいいか分からない」
「とにかく疲れた」
「話を聞いてほしい」

そんなとき、相談支援事業所に相談してください。無料で、専門家がお話を聞きます。


さいたま市浦和区上木崎のFabriCoにご相談ください

FabriCoには、相談支援事業所「Un-School 計画 相談支援」が併設されています。2025年11月からは保育所等訪問支援も開始します。

FabriCoができること: ✅ 学校付き添いについての相談(無料)
✅ 保育所等訪問支援の利用サポート
✅ 放課後等デイサービス(小1〜小6)との連携
✅ 児童発達支援(3〜6歳)
✅ ロボット・プログラミング療育で自信をつける
✅ JR与野駅から徒歩7分、さいたま新都心駅から徒歩8分

「学校付き添いに疲れた」
「いつまで続けたらいいか分からない」
「仕事と両立できない」
「とにかく話を聞いてほしい」

どんなことでも、お気軽にご相談ください。

▼ FabriCo 公式サイト
https://fabrico.fun

▼ 保育所等訪問支援について(2025年11月開始)
https://fabrico.fun/visit/

▼ 相談支援事業所について
https://fabrico.fun/consultation/

▼ 利用方法・お問い合わせ
https://fabrico.fun/howto/


FabriCo(ファブリコ)

相談支援事業所「Un-School 計画 相談支援」
営業日: 毎週月曜日 10時〜17時
所在地: さいたま市浦和区上木崎1-7-1 近代模型ビル2・3階
アクセス: JR与野駅から徒歩7分、さいたま新都心駅から徒歩8分

対象:

  • 児童発達支援(3〜6歳)
  • 放課後等デイサービス(小学1〜6年生)
  • 保育所等訪問支援(3〜18歳・2025年11月開始)
    運営: 一般社団法人こどもとみらい教育研究会

あなたは一人じゃありません。
学校付き添いの悩み、一緒に解決しましょう。

FabriCoが、全力でサポートします。


文字数:約3,900文字

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