この記事でわかること
- 多機能型事業所とは何か、通常の施設との違い
- 同じ施設で支援を受け続けるメリット
- 環境変化に敏感なお子さまにとっての「一貫支援」の価値
- 未就学期から就学後を見据えた施設選びのポイント
「小学校に上がったら、また施設を探すの…?」
お子さまの発達支援を受けているご家庭にとって、就学は大きな節目です。
保育園や幼稚園から小学校へ。生活リズムも、周りの大人も、求められることも変わります。それだけでも大きな変化なのに、さらに「通っていた療育施設も変わる」となると、親御さんの不安は計り知れません。
「せっかく慣れた場所なのに、また一からやり直し?」 「新しい先生に、うちの子のこと、わかってもらえるかな…」 「環境が変わると調子を崩しやすいから、心配で」
特に、環境の変化に敏感な特性を持つお子さまの場合、この不安はより切実です。
実は、こうした悩みを解消できる選択肢があります。それが**「多機能型」**と呼ばれる事業所です。
目次
多機能型事業所とは?
多機能型事業所とは、児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を同じ施設内で提供している事業所のことです。
| サービス名 | 対象年齢 | 利用時間帯 |
|---|---|---|
| 児童発達支援 | 0歳〜6歳(未就学児) | 日中(園のない日・園の前後) |
| 放課後等デイサービス | 6歳〜18歳(小〜高校生) | 放課後・土日祝・長期休暇 |
通常、この2つは別々の施設で運営されていることが多く、お子さまが小学校に入学するタイミングで「次の施設探し」が必要になります。
しかし多機能型なら、未就学期から就学後まで、同じ場所・同じスタッフのもとで支援を受け続けることができます。
同じ施設で支援を受ける5つのメリット
メリット①|環境が変わらない安心感
発達に特性のあるお子さまにとって、「いつもの場所」「いつもの人」がいることは、想像以上に大きな安心材料です。
就学という大きな変化を迎えるとき、放課後の居場所だけでも「変わらない」ことで、お子さまの心の負担を軽減できます。
メリット②|スタッフがお子さまを深く理解している
何年もかけて関わってきたスタッフは、お子さまの特性を熟知しています。
- どんな声かけが響くか
- どんな場面で不安になりやすいか
- どんなことに夢中になれるか
こうした「その子だけの取扱説明書」は、一朝一夕では作れません。長い関わりの中で築かれた信頼関係が、質の高い支援を支えます。
メリット③|成長の記録が途切れない
施設が変わると、支援の記録も引き継ぎが必要になります。書類上は引き継げても、「あのとき、こんなことがあったよね」という生きた記録は共有しきれないことも。
同じ施設なら、幼児期から積み重ねてきた成長の軌跡がすべてつながっています。過去の記録を踏まえた、一貫性のある個別支援計画を作成できます。
メリット④|親御さんの負担が減る
新しい施設を探す手間、見学の時間、お子さまとの相性を見極める期間…。施設を変えるたびに、こうした負担がかかります。
多機能型なら、就学後も同じ施設に通い続けられるため、「また一から探し直し」のストレスがありません。
メリット⑤|長期的な視点での支援ができる
「小学校3年生くらいで、こういう力をつけておきたいね」 「中学に上がる前に、ここを伸ばしていこう」
こうした長期的な目標設定は、継続的な関わりがあってこそ可能になります。単年度ではなく、お子さまの人生を見据えた支援ができるのが、多機能型の大きな強みです。
こんなお子さま・ご家庭に向いています
多機能型事業所は、特に以下のようなケースにおすすめです。
| こんなお子さまに | こんなご家庭に |
|---|---|
| 環境の変化に敏感、新しい場所が苦手 | 就学後の居場所を早めに確保しておきたい |
| 人見知りが強い、慣れるまで時間がかかる | 施設探しの手間を減らしたい |
| 「いつもと同じ」にこだわりがある | 長く通える場所を見つけたい |
| 一度信頼した大人には心を開ける | 一貫した方針で支援を受けたい |
もちろん、「途中から多機能型に移る」という選択肢もあります。今の施設に不満があるわけではなくても、長期的な視点で検討してみる価値はあります。
多機能型を選ぶ際のチェックポイント
すべての多機能型事業所が同じというわけではありません。選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。
✓ 未就学児と小学生が一緒に過ごす時間があるか
異年齢交流の機会があると、年下の子は年上の子を見て学び、年上の子は年下の子の面倒を見ることで成長できます。一方で、完全に分かれている方が落ち着くお子さまもいます。お子さまのタイプに合った形態を選びましょう。
✓ 就学後のプログラム内容
児童発達支援と放課後等デイサービスで、プログラムの内容や方針に一貫性があるか。「看板は同じだけど、やっていることは全然違う」では意味がありません。
✓ スタッフの継続性
施設が同じでも、スタッフがコロコロ変わっては一貫支援になりません。スタッフの定着率や、担当者が変わった際の引き継ぎ体制も確認しておくと安心です。
✓ 利用枠の確保
人気の多機能型事業所は、放課後等デイサービスの枠がすぐに埋まってしまうことも。児童発達支援を利用しているうちに、就学後の枠を確保できるか相談しておきましょう。
FabriCoの一貫支援について
私たち**FabriCo(ファブリコ)**は、さいたま市で児童発達支援と放課後等デイサービスを一体的に運営する多機能型事業所です。
「ものづくり」を軸にした、ブレない支援方針
FabriCoでは、未就学期も就学後も、ロボット・プログラミング・工作を中心としたものづくり活動を行っています。
| 年齢 | 活動内容 |
|---|---|
| 未就学期(児童発達支援) | ブロック遊び、簡単な工作、手指を使った活動 |
| 小学生(放課後等デイサービス) | レゴ®エデュケーション、プログラミング、創作工作 |
| 中高生(放課後等デイサービス) | より高度なプログラミング、自由制作 |
年齢に応じて内容は発展していきますが、**「手を動かして作る」「作ったものが動く喜び」**という軸は変わりません。
お子さまは、幼児期に触れたブロック遊びの延長線上で、自然とプログラミング的思考を身につけていきます。
顔なじみのスタッフが見守り続ける
FabriCoでは、児童発達支援と放課後等デイサービスのスタッフが連携し、情報を共有しています。
「○○くん、最近こんなことができるようになったね」 「△△ちゃんは、こういう声かけの方が入りやすいよ」
こうした日々の気づきが、支援の質を高めます。就学という節目を越えても、お子さまの成長を知っているスタッフがそばにいる。それがFabriCoの一貫支援です。
保育所等訪問支援・相談支援との連携
FabriCoでは、施設での支援に加えて、以下のサービスも提供しています。
- 保育所等訪問支援(2025年11月開始):園や学校での集団生活をサポート
- 相談支援事業所:サービス利用計画の作成、福祉サービスの情報提供
施設内だけでなく、園・学校・家庭をつなぐ面の支援が可能です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 今、別の児童発達支援に通っていますが、途中からFabriCoに移れますか?
A. はい、途中からのご利用も歓迎しています。見学・体験を通じて、お子さまとの相性を確認していただけます。
Q2. 児童発達支援を利用していれば、放デイの枠は確保されますか?
A. 在籍中のお子さまを優先的にご案内しています。ただし、枠には限りがありますので、就学が近づいたら早めにご相談ください。
Q3. 未就学期と小学生で、担当スタッフは変わりますか?
A. 完全に同じとは限りませんが、スタッフ間で密に情報共有を行っています。お子さまの特性や支援のポイントは、しっかり引き継がれます。
Q4. 小学生になると、活動内容はどう変わりますか?
A. ブロック遊びから本格的なロボット製作・プログラミングへと発展します。ただし、お子さまのペースに合わせて進めますので、無理なくステップアップできます。
Q5. 児童発達支援だけの利用も可能ですか?
A. もちろんです。未就学期のみのご利用も可能ですし、就学時に改めて継続をご検討いただくこともできます。
Q6. 多機能型のデメリットはありますか?
A. 強いて言えば、「他の選択肢を検討しにくくなる」という点でしょうか。ただ、合わないと感じたら途中で別の施設に移ることも可能です。まずは見学で雰囲気を確かめてください。
「ずっと見守ってもらえる」という安心を
お子さまの発達支援は、短距離走ではなくマラソンです。
数ヶ月、数年ではなく、10年以上の長い旅になることもあります。その旅路を、同じ場所で、顔なじみのスタッフと一緒に歩めること。それは、お子さまにとっても、親御さんにとっても、大きな安心ではないでしょうか。
FabriCoは、さいたま市の大宮・浦和エリアで、未就学期から高校卒業まで一貫した支援を提供しています。
「この先、どうなるんだろう」という不安を、 「この先も、ここにいられる」という安心に変えたい。
そんな想いで、私たちは日々お子さまと向き合っています。
📞 見学・ご相談はお気軽に
FabriCo(ファブリコ)
- 公式サイト:https://fabrico.fun
- 保育所等訪問支援:https://fabrico.fun/visit/
- 相談支援:https://fabrico.fun/consultation/
- 利用案内:https://fabrico.fun/howto/
未就学のお子さまをお持ちの方も、すでに他の施設をご利用中の方も、まずは見学からお越しください。お子さまの「これから」を、一緒に考えましょう。
この記事は2025年2月時点の情報に基づいています。サービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
