目次
- 子どもの発達が心配…そんなとき親はどうすればいい?
- まず大切なのは「相談先を増やすこと」
- 相談支援事業所とは?どんなサポートをしてくれるの?
- さいたま市と近隣地域の相談支援の現状
- 良い相談支援事業所を選ぶポイント
- FabriCoの相談支援事業所について
- よくある質問(Q&A)
- まとめ:まずは相談から始めましょう
<a id=”section1″></a>
子どもの発達が心配…そんなとき親はどうすればいい?
「うちの子、言葉が遅いかも…」 「お友達とうまく遊べないみたい」 「集団行動が苦手で、保育園や幼稚園から相談されてしまった」
お子さんの発達について心配になったとき、多くの保護者の方が「まず療育施設を探さなきゃ」と考えがちです。でも実は、施設探しよりも先にやるべき大切なことがあります。
それは**「相談先を増やすこと」**です。
さいたま市やその周辺地域(川口市、上尾市、川越市、戸田市など)には、発達に不安を感じる保護者の方を支援する様々な相談窓口があります。その中でも特に知っておいていただきたいのが「相談支援事業所」というサービスです。
<a id=”section2″></a>
まず大切なのは「相談先を増やすこと」
なぜ施設よりも相談が先なの?
療育施設や放課後等デイサービスを探す前に相談支援を利用すべき理由は、以下の3つです。
1. お子さんに本当に必要な支援が見えてくる
発達の心配事は、一人ひとり違います。「みんなが通っているから」という理由だけで施設を選んでしまうと、お子さんに合わない支援を受けることになりかねません。相談支援専門員は、お子さんの特性や家族の状況を丁寧にヒアリングし、本当に必要な支援を一緒に考えてくれます。
2. 適切な支援計画を作ってもらえる
相談支援事業所では、お子さんの成長に合わせた「サービス等利用計画」を作成してもらえます。これは、どんな施設をどのくらい利用するか、どんな目標に向かって支援を受けるかを明確にした計画書です。この計画があることで、複数の支援機関が連携してお子さんをサポートできるようになります。
3. 地域の支援情報を幅広く教えてもらえる
さいたま市内だけでなく、川口市や上尾市など近隣地域の施設情報も含めて、相談支援専門員は幅広い情報を持っています。「この地域でロボットやプログラミングに力を入れている施設はどこ?」「ものづくりを通じて発達を促す療育はある?」といった具体的な相談にも答えてくれます。
<a id=”section3″></a>
相談支援事業所とは?どんなサポートをしてくれるの?
相談支援事業所の役割
相談支援事業所は、障害のあるお子さんやそのご家族の生活全般をサポートする専門機関です。「うちの子は障害と診断されていないけど…」という方でも大丈夫。発達に不安がある段階から相談できます。
具体的には、こんなサポートをしてくれます:
- 子育ての悩み相談: 「言葉が遅い」「落ち着きがない」「こだわりが強い」など、発達に関する心配事を相談できます
- 学校や園での困りごと相談: 集団生活での課題や、先生とのコミュニケーションについても相談できます
- 障害かもしれないという不安: 「診断を受けるべきか」「どこの病院に行けばいいか」といった不安にも寄り添ってくれます
- 利用計画の作成: お子さんに合った施設やサービスを利用するための計画を作ってくれます
- 各種機関との連携: 保育園、幼稚園、学校、医療機関、療育施設などとの連携をサポートしてくれます
費用はかかるの?
相談支援事業所の利用は基本的に無料です(サービス等利用計画の作成を含む)。受給者証を持っていない段階でも相談できるので、気軽に足を運んでみてください。
<a id=”section4″></a>
さいたま市と近隣地域の相談支援の現状
さいたま市の状況
さいたま市は、大宮区、浦和区、南区、見沼区、中央区など10区で構成される政令指定都市です。各区に区役所の支援課があり、発達に関する相談窓口が設置されています。
また、市内には複数の相談支援事業所があり、地域に根ざした支援を展開しています。特に大宮区や浦和区などの中心部だけでなく、見沼区や岩槻区など周辺部でも相談支援の選択肢が増えてきています。
近隣地域との連携も視野に
さいたま市にお住まいの方でも、場合によっては川口市や上尾市、戸田市など近隣の施設を利用することもできます。特に以下のような場合は、市境を越えた支援も検討する価値があります:
- 通勤・通学の動線上にある施設を利用したい場合: たとえば、大宮区から川口市方面への通勤途中で立ち寄れる施設など
- 専門性の高い支援を求める場合: ロボットやプログラミング、ものづくりなど特色ある療育を提供している施設
- 兄弟で別の施設に通っている場合: 送迎の都合で近隣市の施設の方が便利なことも
相談支援事業所は、こうした地域をまたいだ支援の調整もサポートしてくれます。
<a id=”section5″></a>
良い相談支援事業所を選ぶポイント
相談支援事業所を選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
1. アクセスしやすい場所にあるか
定期的に相談に行くことを考えると、自宅や園・学校から通いやすい場所にあることが大切です。さいたま市内であれば、お住まいの区や近隣区で探してみましょう。
2. 相談支援専門員の対応は?
初回相談で、こちらの話をじっくり聞いてくれるか、専門的な知識を持っているか、そして何より「この人なら信頼できる」と感じられるかが重要です。
3. 地域の支援機関と連携しているか
療育施設、児童発達支援、放課後等デイサービス、学校、医療機関など、様々な支援機関との連携実績があるかを確認しましょう。幅広いネットワークを持っている事業所ほど、お子さんに合った支援先を提案してくれます。
4. 併設サービスの有無
相談支援事業所の中には、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの療育施設を併設しているところもあります。こうした事業所では、相談から実際の療育まで一貫してサポートを受けられるメリットがあります。
<a id=”section6″></a>
FabriCoの相談支援事業所について
ロボット・プログラミング療育の専門施設が運営する相談支援
さいたま市には、ロボットやプログラミングを活用した療育に特化した施設「FabriCo(ファブリコ)」があります。FabriCoは児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を提供している施設で、工作やものづくりを通じてお子さんの発達を支援しています。
このFabriCoが運営する相談支援事業所では、以下のような特徴があります:
療育施設との連携がスムーズ
同じ事業者が運営しているため、相談支援から実際の療育支援への移行がとてもスムーズです。お子さんの様子を相談支援専門員と療育スタッフが共有しながら、一貫した支援を提供できます。
ロボットやプログラミングに興味があるお子さんに
「うちの子、機械やロボットが大好き」「ゲームやパソコンに興味がある」というお子さんには特におすすめです。相談の中で、お子さんの興味・関心を活かした支援の方向性を一緒に考えることができます。
工作・ものづくりを通じた発達支援の情報提供
手を動かすことが好きなお子さん、創造的な活動を通じて学ぶのが得意なお子さんに合った支援方法についても、専門的な視点からアドバイスできます。
2025年11月から「保育所等訪問支援」も開始
FabriCoでは、2025年11月から新たに「保育所等訪問支援」というサービスを開始します。これは、相談支援専門員や保育士などの専門スタッフが、お子さんが通っている保育園、幼稚園、学校などを訪問して、集団生活がスムーズになるようサポートするサービスです。
「園や学校でどう過ごしているのか心配」「先生とどう連携すればいいかわからない」という悩みにも対応できる、新しい支援の形です。
※訪問先でロボットやプログラミングを行うわけではなく、お子さんが園や学校で安心して過ごせるよう環境調整や先生方への助言を行います。
詳しくはFabriCoの相談支援ページへ
FabriCoの相談支援事業所について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください: 相談支援事業所のご案内: https://fabrico.fun/consultation/
また、FabriCoの療育内容や保育所等訪問支援については、以下のページもご参考ください:
- FabriCoトップページ: https://fabrico.fun
- 保育所等訪問支援について: https://fabrico.fun/visit/
- ご利用の流れ: https://fabrico.fun/howto/
<a id=”section7″></a>
よくある質問(Q&A)
Q1. 相談支援事業所は、診断を受けていなくても利用できますか?
A. はい、利用できます。「発達が気になる」「子育てに不安がある」という段階から相談可能です。診断の必要性についても、相談支援専門員が一緒に考えてくれます。
Q2. 相談支援事業所に行ったら、必ず療育施設に通わなければいけませんか?
A. いいえ、そんなことはありません。相談だけで終わることもありますし、まずは地域の支援センターを紹介されることもあります。お子さんと家族にとって必要な支援を、無理なく一緒に考えてくれます。
Q3. どのくらいの頻度で相談に行けばいいですか?
A. 最初は月1回程度から始める方が多いです。状況が落ち着いてきたら、3ヶ月に1回などペースを落とすこともできます。お子さんの様子や保護者の方の状況に合わせて柔軟に対応してもらえます。
Q4. さいたま市以外に住んでいても、市内の相談支援事業所は利用できますか?
A. はい、基本的に利用できます。川口市、上尾市、川越市、戸田市など近隣にお住まいの方でも、さいたま市内の相談支援事業所を利用することが可能です。詳しくは各事業所にお問い合わせください。
Q5. 相談支援と療育施設を別々の事業者にするのと、同じ事業者にするのと、どちらがいいですか?
A. どちらにもメリットがあります。同じ事業者の場合は情報共有がスムーズで一貫した支援が受けやすく、別々の事業者の場合は第三者的な視点でのチェック機能が働きます。お子さんの状況や保護者の方の考え方に合わせて選びましょう。
Q6. 相談内容が他の人に知られることはありませんか?
A. 相談支援事業所には守秘義務があります。保護者の方の同意なく、相談内容が外部に漏れることはありません。安心してご相談ください。
Q7. 保育所等訪問支援とは何ですか?
A. 保育所等訪問支援は、お子さんが通っている保育園、幼稚園、学校などに専門スタッフが訪問して、集団生活のサポートを行うサービスです。園や学校での過ごし方、環境調整、先生方へのアドバイスなどを行います。FabriCoでは2025年11月からこのサービスを開始します。
Q8. 相談支援事業所では、どんな悩みを相談できますか?
A. 発達に関することなら、どんな悩みでも相談できます。例えば:
- 言葉の遅れ、コミュニケーションの困難
- 落ち着きがない、集中できない
- こだわりが強い、切り替えが苦手
- お友達とのトラブルが多い
- 学習面での困難
- 保育園・幼稚園・学校での困りごと
- 家庭での子育ての悩み
- 兄弟姉妹との関係
- 将来への不安
どんな小さなことでも、まずは相談してみてください。
Q9. ロボットやプログラミングの療育は、どんな子に向いていますか?
A. 機械やロボットに興味がある、パソコンやタブレットが好き、ものづくりが好き、というお子さんには特に向いています。ただし、最初は興味がなくても、実際にやってみると夢中になるお子さんもたくさんいます。相談の中で、お子さんの興味・関心を探りながら、最適な療育の形を一緒に考えていきましょう。
Q10. 児童発達支援と放課後等デイサービス、どちらを利用すればいいですか?
A. 児童発達支援は未就学児(0歳~6歳)が対象、放課後等デイサービスは小学生以上(6歳~18歳)が対象です。FabriCoは両方のサービスを提供しているので、お子さんの年齢に応じて継続的な支援を受けることができます。未就学時から学齢期への移行もスムーズです。
<a id=”section8″></a>
まとめ:まずは相談から始めましょう
お子さんの発達が心配になったとき、いきなり療育施設を探すのではなく、まず相談支援事業所に相談することが大切です。
相談支援専門員は、お子さんと家族の状況を丁寧にヒアリングし、本当に必要な支援を一緒に考えてくれます。さいたま市や川口市、上尾市、川越市、戸田市など近隣地域の支援情報も含めて、幅広い選択肢の中から最適なサポートを見つけるお手伝いをしてくれるでしょう。
FabriCoの相談支援事業所は、ロボット・プログラミング療育の専門施設だからこその視点で、お子さんの興味・関心を活かした支援の方向性を提案できます。児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を提供しているので、未就学時から学齢期まで一貫した支援も可能です。
「うちの子、ちょっと心配かも」と思ったら、一人で抱え込まずに、まずは相談してみませんか?
▼FabriCoの相談支援事業所について詳しくはこちら
https://fabrico.fun/consultation/
▼FabriCoの療育内容を知りたい方はこちら
https://fabrico.fun
▼保育所等訪問支援について
https://fabrico.fun/visit/
▼ご利用の流れを確認したい方はこちら
https://fabrico.fun/howto/
あなたとお子さんに合った支援が見つかりますように。まずは、相談先を増やすことから始めてみてください。
※この記事の情報は2025年11月時点のものです。サービス内容や制度は変更される場合がありますので、詳しくは各事業所にお問い合わせください。
