さいたま市浦和区上木崎|保育所等訪問支援とは?保育園・幼稚園で集団活動が苦手な子どもへの支援【与野駅・さいたま新都心】

目次

  1. 保育園・幼稚園で「集団活動が苦手」なお子さんの困りごと
  2. 保育所等訪問支援とは?基本から分かりやすく解説
  3. 集団活動が苦手な子どもに保育所等訪問支援がしてくれること
  4. さいたま市浦和区上木崎のFabriCoの保育所等訪問支援
  5. 児童発達支援・放課後等デイサービスとの違いと併用
  6. 上木崎・与野・さいたま新都心エリアの保育園・幼稚園情報
  7. よくある質問(Q&A)
  8. まとめ|集団活動が苦手でも安心して成長できる環境を

保育園・幼稚園で「集団活動が苦手」なお子さんの困りごと

うちの子、集団の中でうまくやっていけるか心配…

「朝の会でじっとしていられない」
「お友だちの輪に入れない」
「みんなと一緒に活動するのを嫌がる」

保育園や幼稚園に通い始めたお子さんが、集団活動で困っている様子を見ると、保護者の方は心配になりますよね。

先生から「お子さんの様子が気になります」と言われて、どうしたらいいか分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

集団活動が苦手な子どもによくある困りごと

保育園や幼稚園での集団生活では、次のような困りごとが見られることがあります:

朝の会・帰りの会

  • じっとしていられず、立ち歩いてしまう
  • 先生の話を聞けない
  • みんなと一緒に歌えない

お遊戯・体操の時間

  • 集団での活動に参加できない
  • 自分だけ違う動きをしてしまう
  • 順番を待てない

お友だちとの関わり

  • 一人で遊んでしまう
  • お友だちとのコミュニケーションが難しい
  • 思い通りにならないと泣いたり怒ったりする

給食・おやつの時間

  • みんなと一緒に食べられない
  • 食べ物の好き嫌いが激しい
  • 食事中に席を立ってしまう

これらは、お子さんの発達の特性によるもので、決して「わがまま」や「しつけの問題」ではありません。適切な支援があれば、お子さんは安心して集団生活を送れるようになります。


保育所等訪問支援とは?基本から分かりやすく解説

保育園・幼稚園に専門家が訪問するサービスです

保育所等訪問支援は、児童福祉法に基づく障害児支援サービスの一つです。お子さんが通っている保育園、幼稚園、認定こども園などに、専門知識を持ったスタッフが訪問し、集団生活を円滑に送れるよう支援します。

「保育所等」という名前ですが、幼稚園も対象です

「保育所等訪問支援」という名前から、保育園だけが対象と思われがちですが、実際には以下の施設すべてが対象です:

  • 保育園(認可保育所、認可外保育所)
  • 幼稚園(私立・公立)
  • 認定こども園
  • 小学校(通常学級・特別支援学級)
  • 放課後児童クラブ(学童保育)
  • その他、児童が集団生活を送る施設

つまり、お子さんが集団生活を送っている場所なら、ほぼすべてが対象になります。

誰が利用できるの?

以下のようなお子さんが利用できます:

  • 発達障害(自閉スペクトラム症、ADHD、LDなど)のあるお子さん
  • 発達に心配があるお子さん
  • 集団活動が苦手なお子さん
  • コミュニケーションに困難があるお子さん

診断がなくても、集団生活で困難を感じている場合は利用できることがあります。まずは相談してみることが大切です。

児童発達支援や放課後等デイサービスとの違い

児童発達支援・放課後等デイサービス: 専門施設に「通って」療育を受けるサービス

保育所等訪問支援: お子さんが実際に過ごしている保育園や幼稚園に専門家が「訪問する」サービス

さいたま市浦和区には、運動療育、音楽療育、学習支援など、様々な特色を持った素晴らしい児童発達支援施設があります。それぞれに良さがあり、お子さんに合った施設を選ぶことが大切です。

保育所等訪問支援は、これらの通所支援と併用することで、より効果的な支援ができます。「施設で学んだことを、保育園・幼稚園でも活かせる」という相乗効果が生まれるのです。


集団活動が苦手な子どもに保育所等訪問支援がしてくれること

お子さんへの直接支援

訪問支援員が保育園や幼稚園を訪問し、お子さんの様子を直接観察します。そして、集団活動に参加しやすくなるよう、具体的な支援を行います。

具体的な支援内容:

朝の会・帰りの会での支援

  • お子さんの隣に座り、安心感を提供
  • 視覚支援ツール(絵カードなど)を使って、次の活動を分かりやすく伝える
  • 集中が続かないときの対処方法を一緒に考える

お遊戯・体操の時間での支援

  • お手本を見せながら、一緒に体を動かす
  • 「できた!」を一緒に喜び、自信につなげる
  • お子さんのペースに合わせた参加方法を提案

お友だちとの関わりの支援

  • お友だちとの橋渡し役になる
  • 「かして」「いいよ」などのコミュニケーションの練習
  • トラブルが起きたときの仲裁と、問題解決の支援

先生への間接支援(コンサルテーション)

保育士さん、幼稚園の先生方へのアドバイスも、保育所等訪問支援の大切な役割です。

先生方へのアドバイス内容:

  • お子さんの特性に応じた声かけの方法
  • 集団活動への参加を促す工夫
  • クラス運営での配慮点
  • 他の子どもたちへの理解啓発の方法
  • トラブル予防と対応のコツ

「先生も忙しくて、うちの子だけに時間を割けない」という悩みを持つ保護者の方は多いです。保育所等訪問支援では、先生方が無理なく対応できる方法を一緒に考えます。

環境調整の提案

お子さんが安心して過ごせるよう、環境面での調整も提案します。

環境調整の例:

  • 座席の配置: 刺激の少ない場所に座る、先生の近くに座るなど
  • 視覚支援: スケジュール表、手順書、絵カードの活用
  • 静かな場所の確保: 落ち着けるコーナーやクールダウンスペースの設置
  • 感覚過敏への配慮: イヤーマフの使用、光や音の調整

保護者への支援

訪問の前後には、保護者の方とも情報共有します。

保護者支援の内容:

  • 訪問時のお子さんの様子を詳しく報告
  • 家庭でできる工夫の提案
  • 保育園・幼稚園とのコミュニケーションのサポート
  • 就学に向けた準備の相談

さいたま市浦和区上木崎のFabriCoの保育所等訪問支援

2025年11月から新しく始まります

さいたま市浦和区上木崎にある**FabriCo(ファブリコ)**では、2025年11月から保育所等訪問支援を新しく開始します。

訪問対応エリア:

  • さいたま市浦和区
  • さいたま市大宮区
  • さいたま市中央区
  • さいたま市見沼区
  • その他さいたま市内

JR与野駅、さいたま新都心駅周辺を中心に、さいたま市内の保育園・幼稚園・認定こども園に訪問します。

FabriCoの保育所等訪問支援の3つの特色

1. ロボット・プログラミング療育の知見を活かした「試行錯誤を楽しむ」支援

FabriCoは、ロボット・プログラミング療育とものづくり療育を中心とした施設です。

プログラミングの世界では、「うまくいかない」ことは失敗ではなく、「改善のチャンス」です。この考え方は、集団活動が苦手なお子さんの支援にも活かされます。

「できない」ではなく「どうすればできるか」を一緒に考える姿勢が、FabriCoの特色です。

2. 「じぶん研究」の視点から自己理解を深める

FabriCoでは「じぶん研究」というコンセプトを大切にしています。

「自分はどんなことが得意かな?」
「どんなときに困るかな?」
「どうすれば楽しく過ごせるかな?」

幼児期から、お子さんが自分自身について考える機会を作ります。自己理解が深まることで、集団の中でも「自分らしく」過ごせるようになります。

3. 児童発達支援・相談支援との連携で包括的サポート

FabriCoには、以下のサービスがワンストップで揃っています:

✅ 児童発達支援(3〜6歳)
✅ 放課後等デイサービス(小学1〜6年生)
✅ 保育所等訪問支援(2025年11月開始)
✅ 相談支援事業所

児童発達支援で学んだスキルを、保育所等訪問支援で保育園・幼稚園に活かす。この連携が、お子さんの成長を加速させます。


児童発達支援・放課後等デイサービスとの違いと併用

3つのサービスの役割

サービス場所対象年齢集団活動が苦手な子への支援
児童発達支援施設3〜6歳小集団での療育、個別支援
保育所等訪問支援保育園・幼稚園3〜18歳現場での環境調整、先生へのアドバイス
放課後等デイサービス施設小1〜高3放課後の療育、社会性の育成

併用することで相乗効果が生まれる理由

ケース1:児童発達支援 × 保育所等訪問支援

月曜・水曜:FabriCoの児童発達支援で、少人数でのコミュニケーション練習

保育所等訪問支援で、保育園の先生に効果的な声かけ方法を伝える

保育園でも同じ方法で支援してもらえる

お子さんが混乱せず、スムーズに集団活動に参加できる

ケース2:3つのサービス併用(就学前後)

年長:児童発達支援で就学準備 + 保育所等訪問支援で幼稚園をサポート

小学1年:放課後等デイサービスで学校の様子を聞き取り + 保育所等訪問支援で小学校をサポート

保育園・幼稚園から小学校への移行がスムーズ

FabriCoで学べること

児童発達支援(3〜6歳)での活動:

  • プログラミングトイ: ロボットを動かしながら、順序立てて考える力を育む
  • アンプラグドプログラミング: 画面を使わずに、体を動かしてプログラミング的思考を学ぶ
  • 工作・ものづくり: 手先の器用さ、創造力を養う
  • サークル対話: 小集団で話す練習
  • ボードゲーム: ルールを守る、順番を待つ、勝ち負けに慣れる

これらのスキルは、保育園・幼稚園での集団活動にも直結します。


上木崎・与野・さいたま新都心エリアの保育園・幼稚園情報

さいたま市浦和区は子育て支援が充実しています

さいたま市浦和区は、文教地区として知られ、保育園・幼稚園も充実しています。教育への関心が高いご家庭が多く、質の高い保育・教育を求める声も多いエリアです。

FabriCoの周辺エリア

上木崎エリア(浦和区)

  • 上木崎保育園
  • 上木崎幼稚園
  • かみきざき第二保育室 など、多くの保育施設があります。

与野エリア(中央区) JR与野駅周辺には、認可保育所、認可外保育所、幼稚園が多数あります。与野本町、与野八幡エリアからもFabriCoまでアクセス良好です。

さいたま新都心エリア(大宮区・中央区) さいたま新都心駅周辺は、再開発で新しい保育施設も増えています。働く保護者の方が多いエリアで、保育ニーズが高まっています。

大宮エリア(大宮区) 大宮駅周辺は、保育園・幼稚園の選択肢が豊富です。大宮南地区、大成地区などからもFabriCoへアクセスしやすい立地です。

私立幼稚園も対象です

さいたま市内には、特色ある私立幼稚園も多数あります。モンテッソーリ教育、シュタイナー教育、英語教育など、様々な教育方針の幼稚園があります。

保育所等訪問支援は、公立・私立を問わず、すべての保育園・幼稚園が対象です。ただし、訪問には施設側の了承が必要ですので、まずは園と相談することをおすすめします。


よくある質問(Q&A)

Q1. 保育所等訪問支援は、どのくらいの頻度で利用できますか?

A. 一般的には月に1〜2回程度の訪問が多いです。お子さんの状況や必要性に応じて、頻度は調整できます。受給者証に記載された支給量の範囲内で利用します。

Q2. 集団活動が苦手なだけで、発達障害の診断はありません。利用できますか?

A. はい、診断がなくても利用できる場合があります。集団生活で困難を感じている、発達に心配があるという理由でも申請できます。まずは相談支援事業所や市区町村の窓口にご相談ください。

Q3. 保育園の先生に「気にしすぎ」と言われました。それでも利用できますか?

A. 保護者の方が心配に感じているなら、専門家に相談する価値はあります。保育所等訪問支援を利用するには園の了承が必要ですが、まずは市区町村や相談支援事業所に相談し、客観的な意見を聞いてみることをおすすめします。

Q4. 訪問時に、他の子どもたちにどう説明されますか?

A. 訪問支援員は、できるだけ目立たないように配慮します。他のお子さんには「先生のお手伝いをする人」として紹介されることが多いです。お子さんのプライバシーに配慮した対応を心がけます。

Q5. 幼稚園でもプログラミングやロボットを教えてもらえますか?

A. いいえ、保育所等訪問支援では、訪問先でプログラミングやものづくりをするわけではありません。お子さんが集団生活を円滑に送れるよう、環境調整や先生方へのアドバイスを行います。プログラミングやロボット、ものづくりの活動は、FabriCoの児童発達支援で行います。

Q6. 認可外保育所に通っていますが、利用できますか?

A. はい、認可保育所だけでなく、認可外保育所、小規模保育、家庭的保育(保育ママ)なども対象です。お子さんが集団生活を送っている場所なら、ほぼすべてが対象になります。

Q7. 利用料金はどのくらいかかりますか?

A. 児童福祉法に基づき、利用料の1割を自己負担していただきます。1回の訪問で約2,000〜3,000円程度(1割負担の場合200〜300円程度)が目安です。ただし、受給者証に記載された「上限月額負担」以上の金額は徴収されません。3歳(年少)から就学前のお子さんは自己負担がありません。

Q8. 受給者証の申請から利用開始まで、どのくらい時間がかかりますか?

A. さいたま市の場合、申請から受給者証の交付まで約1〜2ヶ月かかることが一般的です。お急ぎの場合は、申請時にその旨を伝えるとよいでしょう。

Q9. 児童発達支援と保育所等訪問支援、両方利用できますか?

A. はい、併用できます。むしろ、併用することで相乗効果が生まれます。FabriCoでは、児童発達支援と保育所等訪問支援を連携させた支援を行います。

Q10. 就学前だけでなく、小学校に入ってからも利用できますか?

A. はい、保育所等訪問支援は3〜18歳が対象です。保育園・幼稚園だけでなく、小学校、中学校、高校も訪問対象です。FabriCoでは、放課後等デイサービスと保育所等訪問支援を併用することで、小学校生活もサポートします。

Q11. 転園・転校しても、同じ事業所で継続できますか?

A. はい、できます。お子さんが転園・転校しても、受給者証があれば、新しい園や学校でも同じ事業所の保育所等訪問支援を利用できます。環境が変わる時期こそ、継続的な支援が大切です。

Q12. 保育園に通いながら、週に何日FabriCoに通えますか?

A. 保育園に通いながら、平日の午前中や土日にFabriCoの児童発達支援を利用できます。保育園がお休みの日や、保育園の前後の時間に通う方が多いです。お子さんの生活リズムに合わせて、無理のないスケジュールを組みましょう。


まとめ|集団活動が苦手でも安心して成長できる環境を

保育園や幼稚園での集団活動が苦手なお子さんも、適切な支援があれば、安心して成長できます。

保育所等訪問支援とは(まとめ)

  • 保育園・幼稚園に専門家が訪問するサービス
  • 集団生活を円滑に送れるよう支援
  • お子さん、先生、保護者の三者をサポート
  • 児童発達支援との併用で相乗効果

こんなお子さんにおすすめ

  • 朝の会でじっとしていられない
  • お友だちの輪に入れない
  • 集団での活動を嫌がる
  • 先生の指示が通りにくい
  • 順番を待てない

「うちの子、このままで大丈夫かな?」という不安を抱えている保護者の方、一人で悩まないでください。


さいたま市浦和区上木崎のFabriCoにご相談ください

FabriCoは、ロボット・プログラミング療育ものづくり療育を中心とした児童発達支援・放課後等デイサービス施設です。2025年11月からは保育所等訪問支援も開始します。

相談支援事業所も併設しているので、「どのサービスを利用したらいいかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

FabriCoの特色

✅ 3歳から小学6年生まで長く通える
✅ ロボット・プログラミングで論理的思考を育む
✅ 工作・ものづくりで手先の器用さと創造力を養う
✅ 「じぶん研究」で自己理解を深める
✅ 少人数制で一人ひとりに寄り添う
✅ 保育所等訪問支援で保育園・幼稚園・小学校もサポート
✅ 相談支援事業所で総合的にサポート

さいたま市には、運動療育、音楽療育、学習支援など、様々な特色を持った素晴らしい施設がたくさんあります。FabriCoは、その中で「ものづくりを通じた自己理解」「プログラミング的思考」という独自の視点から、お子さんの成長をサポートします。


まずはお気軽にご相談ください

「集団活動が苦手なうちの子、どうしたらいいの?」
「保育所等訪問支援って、うちの子に必要?」
「発達が気になるけど、どこに相談したらいいかわからない」

どんなことでも、まずはご相談ください。一緒にお子さんの成長を考えましょう。

▼ FabriCo 公式サイト
https://fabrico.fun

▼ 保育所等訪問支援について(2025年11月開始)
https://fabrico.fun/visit/

▼ 相談支援事業所について
https://fabrico.fun/consultation/

▼ 利用方法・お問い合わせ
https://fabrico.fun/howto/


FabriCo(ファブリコ)

所在地: さいたま市浦和区上木崎1-7-1 近代模型ビル2F
アクセス: JR与野駅から徒歩7分、さいたま新都心駅から徒歩8分
営業日: 月〜日・指定日
対象:

  • 児童発達支援(3〜6歳)
  • 放課後等デイサービス(小学1〜6年生)
  • 保育所等訪問支援(3〜18歳・2025年11月開始)
    運営: 一般社団法人こどもとみらい教育研究会

お子さんの笑顔と「できた!」を、FabriCoが全力でサポートします。

保育園・幼稚園での集団活動が苦手でも、大丈夫。一緒に、お子さんらしい成長の道を見つけましょう。


文字数:約3,300文字

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です